しまねこ先生、学校辞めました。

元中学校教員。病休•休職経験あり。現在は小さな学習塾をやっています。HSPの傾向あり。自律神経失調症。体調を崩しにくい働き方を模索中。

自宅で学習塾。初めての確定申告(白色)をやってみた。

※こちらは2024年3月の記事です。

 

こんにちは。元・公立中学校教員のしまねこです。

自律神経失調症で休職後、退職して実家の学習塾で働き始めました。

 

今回は、塾の確定申告をやってみた体験談です。(白色申告です)

 

使ったものは、Excel国税庁のホームページ。

 

昨年は会計ソフトを使いましたが、今年は会計ソフトなしでやってみました。

 

実際にどんな作業をしたのか、書いていきます。

 

 

◇まず、確定申告って何?

自分が1年間でどれくらい稼いだかを、国税庁に対して申告することを「確定申告」というそうです。

 

日本ではたくさん稼いだ人ほどたくさんの税金を払うシステムになっています。

 

しかし個人で商売している人について、それぞれどれくらい稼いでいるのかなんて、国税庁の人は把握できませんよね。

 

だから、「今年は〇〇円稼ぎました!」と私たちが自ら申告することになっているそうです。

 

申告すると「〇〇円稼いだんですね。では税金を⬜︎⬜︎円払ってください」と言われるので、言われた金額を支払います。

 

ちなみに、上記の情報は今回調べてみて初めて知りました...(笑)

 

◇確定申告、具体的には何するの?

国税庁が用意しているフォーマットに色々な金額を記入して、それを提出するだけみたいです。

 

印刷したものを税務署に持っていってもよし。郵送するもよし。ネット上で提出するもよし。

 

◇会計ソフトって何?

確定申告をするためには、会計をすることが必要。会計とは、お金の計算のこと。

 

会計ソフトは会計を助けてくれるソフト(アプリ)です。

 

私は昨年、「freee」という名前のものを使いました。

 

売上金額や経費(文房具や参考書を購入した金額など)をアプリに入力すると、勝手に計算してくれます。

 

確定申告の書類は初心者には難しい用語が並んでおり、どこに何を記入すればよいのかさっぱり分かりませんでした。

 

かと言って、税務署で質問するのも面倒...。

 

その点、会計ソフトはどこに何を入力するか理解しやすく、何も分からなかった私にとっては非常に助かるものでした。

 

◇会計ソフトをやめた理由

会計ソフトを使うのをやめた理由は...。

 

「freee」は、確定申告を最後まで行うのに課金が必要だったからです。

 

最初はお金がかかっても簡単に済ませたい!と思い課金しましたが...

 

2年目は仕組みが少し分かってきて、課金するのはもったいない!と思うようになりました。

 

実際、2年目は会計ソフトなしで申告できました。

 

最後まで無料でできるソフトも、探せばあるのかもしれませんが。

 

◇会計ソフトなしで確定申告する方法

 

会計ソフトを使わずに申告する方法です。

 

始める前に、Excelで帳簿を作ってみました。毎月の売上と、経費を自作の表にしたものです。

 

これは提出するものではないので、あくまで自分用。

 

国税庁ホームページ

ここから提出書類を作っていきます。

 

国税庁のホームページに、「確定申告書作成コーナー」というのがあります。こちらを利用します。

 

②収支内訳書を作る

まず、自営業者は「収支内訳書」というのを作るらしいので、2番目の青いところをクリック。

 

この後、マイナポータルとの連携画面が出たのでとりあえず連携してみました。

 

しかしあとでよく調べてみると、しなくても大丈夫だったっぽい・・・。

 

そしていよいよ、「収支内訳書」を作る画面へ。

 

真ん中をクリックしました。↓

 

すると、金額を入力する画面が現れました。

このような画面です。↓

 

ここで入力した内容はこちら。↓

・収入(1~12月の間、塾で稼いだ金額)

・経費(1~12月の間、参考書・コピー機・文房具などを買った金額)

 

状況によって入力すべき項目は変わってくるかもしれません。

 

入力を終えた後は、はひたすら案内に従って進めていきました。

 

すると「収支内訳書」が完成し、pdfで保存・印刷までできました。これで一つ目の書類が完成。

 

所得税の書類を作る

「収支内訳書」の作成が終わると「続けて所得税の申告をしますか?」というような案内が出たので、「はい」を選択。

 

もう一種類、書類を作っていきます。

 

収入などの金額は、さっき「収支内訳書」を作るときに入力したものを自動で引き継いでくれました。

 

そして、またひたすら案内に従って作業を進めていきます。

 

このコーナーでの作業が終わると、所得税をいくら払うべきかが分かります。

 

「あなたが支払う所得税は〇〇円です。」というように表示されました。

 

支払い方法を選ぶ画面も出てきて、私は「コンビニ支払い(ローソン)」を選択しました。

 

④できた書類の提出方法

所得税の申告」を、最後まで案内に従って進めると、「提出する」という画面が出てきました。

 

ネットで提出する人は、ここで提出したら終了。

 

私はネットで提出しましたが、印刷したものを地域の税務署に持って行くのもよし。郵送してもよし。だそうです。

 

 

所得税を払う

私は「所得税の申告」のところでコンビニ支払いを選んだので、専用のバーコードが出てきました。

 

これを使ってコンビニ払いできます。

 

3月15日までに払いに行かないといけないみたい。

 

◇市県民税を払う

所得税ともう一つ、払うべき税金が出てきます。それは、「市県民税」というもの。

 

市県民税は、確定申告を終えたタイミングでは金額がわかりません。

 

確定申告の書類を提出してから数か月後に、封筒で金額のお知らせがやってきます。

 

お知らせが来たら、支払います。

 

これで確定申告・税金の支払いは終了。

 

◇確定申告をやってみた感想

仕組みが分かると、意外とシンプルなものでした。

 

ただ、専門用語がたくさんあって難しい・・・。

 

収入と所得の違い、経費、配偶者控除などなど。基本用語っぽいものもほとんど分からず。

 

いちいち調べながらの作業はかなり面倒でした。

 

でも、おかげで税金に関する知識が増えてよかったかも・・・。

 

お読みいただき、ありがとうございました!