こんにちは。元・公立中学校教員のしまねこです。
自律神経失調症で休職。1年半ほど休んでから退職を決意しました。
症状から考えて、適応障害だった可能性も否めないと思っています。(心療内科に行かなかったので分かりませんが)
休職中、体調の回復は一進一退。少し良くなってくると「そろそろ働いた方がいいのかな・・・」という焦りも出ました。
休職あるあるですよね。
しかし今思えば、1年経過時点の様子は健康とは言い難く、まったく焦る必要はなかったと感じます。
そんなわけで、今回は休み始めてから1年経過したころの回復状況について書いていきます。
◇休み始めてから1年。身体の回復度は?
睡眠
日記に「よく眠れるようになってきた」と書かれていました。睡眠薬の類は飲まず、1年経過時点でやっと満足に眠れるようになったようです。ただ、昼間に刺激的なこと(普段会わない人と会う、長時間の外出など)があると眠れなくなりました。
食事
1年経過時点では、肉を連日食べると胃もたれが起きていました。すぐに胃が重くなるので、脂っこいもの全般を避けていました。
まだ消化機能が回復しきっていなかったのだと思います。
3年経過時点では肉を食べても全く胃もたれはありません。これが普通ですね。
やはり胃もたれ=体調が万全でないということだったのだと思います。
私のブログではしょっちゅう胃もたれのことを書いている気がしますが・・・。それほど長期に渡って苦しんだ症状でした。
「もう一生ポテトチップスは食べられないかも」と思ったほどです。(現在は食べても全く問題なくなりました)
頭痛の頻度
1年経過時点ではかなり頻度が多かったです。1週間連続で鎮痛剤を飲む・・・ということもありました。
(暑い時期の頭痛には、正直現在も悩まされています。)
天気による不調
雨が降る前や、急な温度変化のある日は非常に体調が悪く、外出の予定をキャンセルする場合も。
頭や身体が重く、できればじっと動かないでいたい・・・という状態。
今なら雨が降っても「ちょっとだるいけど頑張って着替えるか~」くらいの感じですが、当時は着替えることすら諦めるくらいでした。
1日の過ごし方
ガーデニング・野菜作りに熱中しており、庭に出ていることが多かったです。土を耕したり植物を植えたりして、適度な運動になりました。
図書館に行く、散歩をする、ピアノを弾く・・・といった老後のような暮らしをしていました。
疲労感は健在!
色々な活動をできるようになっていましたが、疲れやすさは健在。好きなことをしていても、夜寝る頃には異常に疲れていました。
よく眠れそうな心地よい疲れとは程遠い、病的な疲れというか・・・。内臓の奥から疲れているというか・・・。
家族からは「疲れるとよく眠れるからよかったじゃない」と言われました。そんないい感じの疲れじゃないんよ・・・と反論するも、伝わらず。
今ではあんなひどい疲れはめったに感じません。あの疲労感はいったい何だったのでしょう。
◇休み始めてから1年。心の回復度は?
リセット願望。断捨離にハマる
「人生リセットしたい」という思いからか、進まない現状への憂さ晴らしか。物を捨てることにハマりました。
物が減るとものすごくスッキリするのです。母から「何かに取り憑かれたように物を捨てていた」と言われるほど捨てていました。
桜庭露樹さんの本を読んだ影響もありました。「右手はブルドーザー」を合言葉に物を捨てると開運につながるというのです。笑
↓いかにも怪しげなタイトルの、こちらの本です。笑
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新しいことを始める意欲
アクセサリー作り、野菜作りなど新しい趣味を始める意欲が出てきました。1年経過時点では、好きなことに対して積極的に行動できる状態でした。いい傾向です。
ただ、道具など買い揃えたくなって、出費も多かったです。
テンションの上がりすぎに注意・・・という感じ。
家業の手伝い。できたり、できなかったり・・・
母親が小さな学習塾を営んでおり、私も大学生の頃にアルバイトをしていました。1年経過時点で、リハビリとしてアルバイトをしてみることになったのですが・・・。
「○時から仕事」というのが決まっていると緊張や不安に苛まれ、気分が落ち込んでしまいます。直前に体調が悪くなることも。
こんな状態では外に働きに出るのは不可能だな〜と痛感しました。
学校へ折り返しの電話ができない
私の携帯に、学校から着信がありました。しかし、誰がかけてきたのか分からない・・・。事務の人か、校長先生か、教頭先生か・・・。
折り返した方がいいのは分かっているけど、誰が電話に出るかも分からないし。
私がいない間に着任した、知らない先生だったら何て言おう・・・。そんなことで不安になって折り返しができませんでした。
まだまだメンタルも不安定です。
◇1年経過後も休職を継続
身体は疲れやすく心は不安になりやすい。体調に波があり、決まった時間に行動するのが難しい。
好きなことに関しては意欲が湧いてきたけど、復職のことを考えると憂鬱で仕方がない。
このくらいの体調ならがんばって復職する人もいるでしょう。
ただ、私には養う家族もおらず実家で療養中。休んでも大丈夫な環境だったこともあり、休職を継続しました。
状況的に休職が許される方は、どうか焦らず休んでくださいね。私も休職・退職を経てなんとか生きています。
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次回は退職してからの生活について書いてみようと思います。再就職もせず、実家の塾でちまちま働いています。
お読みいただきありがとうございました!