しまねこ先生、学校辞めました。

元中学校教員。病休•休職経験あり。現在は小さな学習塾をやっています。HSPの傾向あり。自律神経失調症。体調を崩しにくい働き方を模索中。

教員2年目。休職しました。傷病手当金の手続きが必要!?

こんにちは。元・公立中学校教員のしまねこです。

 

休職1年目は給料の8割ほどを毎月もらえていました。ところが休職2年目に入ったある日のこと。いつも通り通帳記入に行くと・・・

 

その月の給料が306円になっていたのです。びっくりしました。笑

なぜこうなったかというと・・・。

 

傷病手当金の申請が必要だったのです。

 

 

 

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◇とりあえず学校に電話したら・・・


当時の私は、休職3年間の間は自動的に給料の何割かが振り込まれ続けるのだと思っていました

 

しかし、そうではないらしいのです・・・。何も知らなかった私は、とりあえず校長先生に電話しました。

 

この時、前の記事に登場した「ボス」は既に異動しており、新しい校長先生に変わっていました。休職中の面談で数回話したことがある程度の存在だったので、電話するのに少し勇気が必要でした。

 

しかし一大事なので、勇気を出して電話をかけることに。給料306円の件について聞いてみると・・・。

「申し訳ないが、分からないので事務職員に聞いてみる。」と言われました。

 

前のボスといい、みんな休職のこと全然知らないじゃん。笑

 

でも「急にその金額になってたらびっくりするよね~、すぐ調べて連絡するからね!」

と言ってくださったので少し安心しました。

 

傷病手当金の手続きが必要だった!

事務の方が調べてくれた結果・・・

「休職2年目からは、給料が無給になる。そのため、休業補償として給料の6割程度が支給される。これを傷病手当金と呼ぶ。」とのことでした。

そして、この手当金は手続きをしないと給付されないそうです。

 

そういうことだったのか〜!知ったら納得。事前に知らなかったので必要以上に焦ってしまいました。

 

 

◇どんな手続きをした?

 

傷病手当金請求書という紙を学校からもらう。

②医師の所見を書いてもらう。

③それを勤務校に郵送する。

④学校側の記入が済むと、公立学校共済組合に提出される。

 

これだけ。ちなみに、所見の内容は学校側から指定されていて、「上記傷病により、就労できないことを認める。」という文を病院の先生に書いてもらうだけ。あとは日付と医師の署名。

 

さっそく手続きをしましたが、処理にものすごく時間がかかって、12月分と1月分の傷病手当金が振り込まれたのは2月末でした・・・笑

 

しかも、驚くべきことに・・・

傷病手当金請求書は、毎月提出しなければならなかったのです。つまり、1年間に12枚の提出。

 

なぜだったか忘れましたが、まとめ書きも許されなかったので、毎月病院に行って所見を書いてもらっていました。絶望的にめんどくさい上に、診察料が毎回690円かかりました。(診断書の3000円に比べると安いけど。)

 

◇病院通いがストレスに

まとめ書きがダメというのは、学校から言われたのか病院側から言われたのか忘れれましたが・・・。

 

とにかく毎月病院に通わねばならず。同じ内容を何度も書いてもらうことに、謎の申し訳なさを感じていました。

 

今なら、「診察料を払っているのだし何も申し訳ないことはない」と思えます。しかし当時は長期間働いていないことで様々なことに罪悪感を感じやすくなっていました。

 

この時期は身体がずいぶん回復し、目に見えた不調はなくて。それも申し訳なさの原因だったかもしれません。「元気そうなのに、まだ休むの?」と思われてそうな気がして・・・。

 

そもそも休職するような人は気持ちが弱くなっていることが多いし。この申請書が負担になる場合も多いのではないでしょうか・・・。

 

もっと気持ちまでゆっくり休めるような制度になったらいいのになぁ。3年間もお金がもらえるだけで、ものすごく恵まれているのは分かってるけど!

 

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次回は、「休職2年目の収入と支出」について詳しく書いてみようと思います。